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インタビュー

【タイ発・動画インタビュー バンコク外食伝 第20回】「鶴うどん」 関西風の出汁と讃岐風のうどんをタイ人に合わせて提供する PEK(ペック)& AZU(アズ)

【タイ発・動画インタビュー バンコク外食伝】
タイで活躍する飲食店、外食企業の最前線に立つ方々にスポットを当て、本音で語ってもらいます。いまアジアの外食市場は激動の真っ只中、外食界隈で活躍する人の視点から東南アジア最大の外食市場タイ・バンコクのリアルに迫ります。

2021年2月、わずか3卓・6席の小規模店舗からスタートした同店は、日本人駐在員や現地タイ人客の支持を集め、短期間で複数店舗を展開するまでに成長した。タイ人オーナーが大阪や香川でうどん修行を積んだ経験を活かし、「讃岐風のコシのある自家製生麺と関西風のうどん汁」を武器に品質重視の経営を貫いている。


うどん専門店は
大人気のラーメンにくらべ
市場はニッチ
本物志向や
素材へのこだわりが
アピールポイントになる

タイにおけるうどん市場は日本食全体の普及に伴って成長してきた比較的新しいニッチ分野。ラーメン(823店舗)や寿司(1,250店舗)に比べ店舗数は少なく、ジェトロ調査では「蕎麦/うどん」業態として分類され、2025年時点で約35店舗規模。タイの日本食市場の中では広く認知されてる分野とは言えない。

転機となったのは2012年の「丸亀製麺」の上陸。日本と店内製麺を強く押し出し、同レベルの低価格帯で提供しチェーン展開を進め、最盛期には約20店舗まで展開し市場を拡大「スパイシーポークうどん」や「トムヤムうどん」などのローカライズを進めた。これに伴い独立系のうどん店が登場した。

しかし、「丸亀製麺」はCOVID-19によるパンデミックによる店舗の封鎖もあり、2020年7月FC契約の終了を発表。その後、現地運営会社はFC権に基づかない形で営業を継続したが、日本側のサポートが薄れ、品質やオペレーションに影響が出た。その後、2022年にすべての支店を閉鎖しサービスを終了した。

その後、タイのうどん市場は、「鶴うどん」、「GaGa Udon House」、「里のうどん」、「Komugi」などが自家製麺、創作メニュー、SNS映えを重視し品質競争を競うようになった。今回は、タイのうどん市場を本物志向へと導いた「鶴うどん」に、起業した経緯、食材、品質へのこだわり、今後の展望などを訊いた。




(取材=まえだ ひろゆき)

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