【タイ発・動画インタビュー バンコク外食伝】
タイで活躍する飲食店、外食企業の最前線に立つ方々にスポットを当て、本音で語ってもらいます。いまアジアの外食市場は激動の真っ只中、外食界隈で活躍する人の視点から東南アジア最大の外食市場タイ・バンコクのリアルに迫ります。
日本式カレーライスは2008年の「CoCo壱番屋」進出をきっかけに急速に認知・人気が高まった。一方で、日本食レストランのメニューとして定番化した一方でカレーライス専門店業態は寿司、ラーメン、焼肉などの他業態とくらべチェーン店化が進んでない、店舗数が減ってるのが実情。日本式カレーチェーン2番手の「ゴールドカレー」の戦略は?
日本では国民食の一つとして
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タイの日本食レストラン市場は長らく拡大を続けてきたが、2025年に総店舗数が初めて前年比減少に転じた。総数5,781店舗のうち。ラーメンと並んで日本人の国民食と言われるカレー/オムライス専門店はわずか約146店舗。全体の2〜3%に過ぎない。ラーメンが823店舗まで急伸し日常食として定着する一方でカレー専門店は横ばいから微減に沈んでいる。
2008年に「CoCo壱番屋」が進出するまでタイ人の大半は日本式カレーライスを知らなかった。寿司やラーメンが「日本らしさ」の象徴として先行して定着したのに対しカレーは後発だった。結果として専門店として独立するより総合和食店のサイドメニューにとどまるケースが多い。
日本式カレーセグメントではCoCo壱番屋が圧倒的首位を走る。2008年進出以来40〜45店舗規模まで拡大しモール中心の出店と若者層への訴求で成功を収めた。これに続くのがゴールドカレー。金沢カレーを忠実に再現した濃厚なルーが特徴でバンコクおよび近郊に13店舗を展開する。
日本の国民食がタイではニッチなポジションにとどまるという皮肉。市場の成熟が「量」から「質」への転換を求める中、カレーライス専門店が再成長の糸口を見出せるかは今後の差別化戦略にかかっている。濃厚なとろみで攻める「ゴールドカレー」の実情に迫る。
(取材=まえだ ひろゆき)
























