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パスタとナポリ風ピッツァを看板に、AWkitchenブランドをジャカルタで発信。「AWkitchen by Akira Watanabe」がPlaza Senayan内に9月10日グランドオープン

大型商業施設Plaza Senayanのレストランフロアに出店
プロシュートとルッコラのピッツァ「Pizza with ruccola and Prosciutto Jambon de Parme A l’os」(IDR 108k)
明太子と椎茸の和風パスタ「Spaghettini in garlic oil with spicy cod roe and Japanese mushrooms」(IDR 138k)
オープン前には自らもジャカルタに足を運び、メニュー開発を行なった渡邉氏

パスタハウス「AWkitchen」、野菜を主力とした「やさい家めい」などのマルチブランドを展開するイートウォーク(東京都品川区、代表取締役:渡邉明氏)が、同社初となるアジア店舗をインドネシア・ジャカルタに出店した。ジャカルタ店は、パスタを主力としたイタリアン業態「AWkitchen」。8月にはソフトオープンし、9月10日にグランドオープンを果たした。現在はミドルアッパー層の現地人9割を吸収し、ジャカルタでも評判を集めている。

今回の出店は、現地で外食事業や弁当の卸事業などを行なうPT.JADDI GLOBALINDOからのオファーにより実現。ライセンス契約を締結し、イートウォークがプロデュースを行なう形で出店した。出店地は、レストランが多数出店する商業施設Plaza Senayan内。施設自体に集客力があり、週末ともなると現地人の買い物客が多く訪れる場所だ。「ジャカルタはまだイタリアン業態が少ない街です。そうした理由からも、AWkitchenブランドは受け入れられるだろうと思いました」と渡邉氏は話す。

メニューは、同社が強みとしている野菜メインのコンセプトをそのまま表現。現地調達や、オーストラリアからのインポート食材を活かし、辛味・甘味を好む現地の人に合う味にアレンジした料理を提供する。看板は、パスタとナポリ風ピッツァ。特にナポリ風ピッツァの店がまだない地で、石窯を導入することで本格的な味わいを用意し、現地人に訴求する。ディナーのオーダーパターンは、前菜1品とパスタかピッツァというツーディッシュにドリンクが多く、客単価は日本円で約1,800円。ランチは、一品料理やショートコースを用意し、900~1,000円の客単価を確保する。「今後の課題は、一人当たりの客単価アップですね。ジャカルタでは、大皿を数人でシェアするファミリースタイルがオーダーの主流です。そのため、品数をオーダーしてもらえるメニュー構成を考えていきたいですね」。

ドリンクのメインは、300種を揃えるワイン。パートナー企業のJADDIがワインのインポート事業を行なっている関係もあり、豊富な種類のワインを用意する。週末にはワインをオーダーする高所得層も多く訪れるが、まだワインに対する馴染みは浸透していないという。「アルコールのオーダー自体まだ低いですが、ワインを飲む場を作ることでまだまだ伸びしろはあると思います。今後、ジャカルタでの食文化の向上が期待されていることもあり、イタリアンでワインを飲む文化を根付かせることもできると感じています」。

今後のアジア展開は、ジャカルタやバリなどで「AWkitchen」ブランドの多店化を検討中。その他、アメリカでの出店も視野に入れ、海外パートナー企業と手を組み世界へむけての展開も考えていく予定だという。

店舗データ

店名 PASTA HOUSE AWkitchen by Akira Watanabe
住所 Plaza Senayan Unit No.CP409 Level P4 Jl. Asia Afrika No.8 Jakarta Pusat 10270 Indonesia
電話 +62(0)21-5790-6071
営業時間 10:00~22:00
定休日 無休
坪数客数 90坪 120席
関連リンク イートウォーク

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