日本国内でデリバリー事業を手掛ける株式会社クリエイティブママ(代表取締役 北爪大輔)の海外飲食事業を手掛けるCREATIVE MAMA ASIA SDN BHDの2店舗目となる「Takarabune(宝舟)」が2月22日 マレーシア・ジョホールバルにオープンした。
ジョホールバル1号店「Entertainment Japanese Restaurant AKAFUJI(赤富士) 」はハラルレストランとして豚肉やラードを全く使用せず、店員のコスプレが現地マレーシア人に人気のエンターテイメントレストラン。また王室御用達として度々VIPも訪れる。
1号店がジョホールバル市街地を中心とするエリアに位置するのに対し、2号店は、2006年から2025年にかけてジョホールバル州を大開発する巨大プロジェクト”イスカンダル計画”で5つに分けられる開発区のうち、“NUSAJAYA(ヌサジャヤ)”と呼ばれるエリアに位置する。
今後、移住・商業・産業・教育や医療に力をいれ人口拡大が見込まれる、イスカンダル計画の中でも最も将来性が高いと言われているエリアだ。
2012年に開通した高速道路によってシンガポール中心地まで約30~40分で行き来ができるとあって、2号店に隣接する新興商業地区Bukit Indah地区には、シンガポール企業に勤務する可処分所得の高い層が多く住む。満を持しての2号店となる「Takarabune(宝舟)」では、これらの顧客をターゲットとした。
マレーシアンチャイニーズも多く住むエリアのため、メニューもハラルに限定せず、豚肉も楽しめるラインナップが特徴となっている。
今回料理長に抜擢したのは、福岡出身の岩本料理長。
現地人には珍しい、九州博多ラーメンや博多もつ鍋などを提供する。
また、1号店のオープン時から毎週2便、築地のマグロ問屋の新鮮な魚介や、松坂牛をはじめとした和牛を空輸で仕入れており、食材の鮮度を活かした料理を提供する。名物は店名宝舟にちなんだ宝舟盛り(7点盛り 価格:RM49.90 約1,500円)。
これらの新鮮な日本料理は、王室関係者からも”ジョホールバルNo.1″のお墨付きがついている。
ミャンマー、ラオスと並んでASEAN最後の”フロンティア”と呼ばれるジョホールバルに単身乗り込んだ北爪氏の挑戦。ジョホールバルで足場を固めたのちは、クアラルンプールやシンガポールへの進出も考えているという。未開の地で新たな挑戦を続ける同社の展開から、今後も目が離せない。
(取材=川辺ちほ)
店舗データ
店名 | Takarabune(宝舟) |
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住所 | No 2 & No 4, Jalan Bestari 5/2, Taman Nusa Bestari,79150 Johor Bahru |
営業時間 | Lunch 11:30~15:00 / Dinner 18:00~22:00 |
運営会社 | CREATIVE MAMA ASIA SDN BHD |
関連リンク | Takarabune(宝舟)FBページ |
関連リンク | 株式会社クリエイティブママ |
関連リンク | 「エンターテイメント・ジャパニーズレストラン・AKAFUJI」が5月22日マレーシア ジョホールバル州にオープン。 |