【タイ発・動画コラム バンコク飲食の非常識】
飲食視点から東南アジア・タイの現地情報を発信。飲食業界、外食産業とその界隈にかかわる現地在住ならではのリアルな情報を動画コラムでお届けします。これから海外で事業を展開したい方、タイ、東南アジアへ進出を検討してる方にとっては必見のフードビジネス情報です。
「日本博 バンコク(NIPPON HAKU BANGKOK)2026」は今年で11回目を迎えるタイ最大級の日本関連総合イベント(日本博覧会)で、来場者数15万人、出展者4約400社の規模。日本の文化・食・観光・教育・就職・商品などを一堂に集め、タイと日本をつなぐ交流の場として毎年バンコクで開催されている。タイでの日本食への関心もあって「食」がこのイベントの重要なテーマ。
動員数15万人
タイ最大級の
日本関連総合イベント
日本の存在感と
発信力の
現状が見えてくる
「日本博バンコク (NIPPON HAKU BANGKOK)」が2026年8月28日〜30日の期間、クイーンシリキット国立コンベンションセンター(Queen Sirikit National Convention Center/QSNCC)で開催された。このイベントは日タイ間の人・モノ・カネの流れを直接刺激する経済プラットフォームとして機能している。入場無料という設計が幅広い消費者と潜在的な留学・就労・旅行需要を一挙に集める装置となっている点が最大の特徴。イベントの性格は文化交流と商業プロモーションが併存している。文化体験やステージイベントが集客の軸となりつつあるが、教育・就職・旅行・商品販売の導線が明確に設計されている。出展の多くが日本側の主体である点も特徴で双方向のビジネスマッチングよりも日本の魅力や機会をタイ側に紹介する比重が高い。
NIPPON HAKU BANGKOKの前身は「JAPAN EXPO IN THAILAND」。主催は日本留学・日本語教育を主力とするJeducation(ジェエデュケーション)、当初は留学・語学学習に特化したイベントとして企画されたが、名称変更と内容拡大を経て、10年超でタイを代表する日本関連大型イベントに成長した。今年の2月に特集した「JAPAN EXPO THAILAND」(会場:セントラルワールド、動員数70〜80万人)とは主催者が違う別のイベント。
飲食関係は、Food Zone+Ingredient Zone+日本酒関連を合わせて数十ブース規模が出店してる。Food Zoneでは、飲食店・フードブース(ラーメン、丼物、デザート、カフェなど)が中心で数十店舗が出展。日本から直接出店する店舗と在タイ日系飲食店が混在する。Ingredient Zoneには調味料・加工食品・食材メーカー。10〜20ブース前後、キッコーマン、明治、雪印、ケンコーマヨネーズ、醤油専門店など日本の有名メーカーや専門メーカーが出展。
日本酒に関しては、「KANPAI THAILAND」として独立した大規模な日本酒・梅酒・焼酎の会場を開設。40ブランド前後の日本酒蔵が出展、銘柄数約120〜130種類以上、試飲・販売を実施。タイでの日本酒市場拡大を意識したプロモーションを展開する。出展者の中心はタイ国内の主要日本酒輸入業者・専門店が共同で主催・出展する。日本全国のさまざまな都道府県の酒蔵・銘柄を集めており「ご当地日本酒」を一度に体験できるのが売り。
(取材=まえだ ひろゆき)
























