【タイ発・動画コラム バンコク飲食の非常識】
飲食視点から東南アジア・タイの現地情報を発信。飲食業界、外食産業とその界隈にかかわる現地在住ならではのリアルな情報を動画コラムでお届けします。これから海外で事業を展開したい方、タイ、東南アジアへ進出を検討してる方にとっては必見のフードビジネス情報です。
日本酒市場は日本国内が特定銘柄へのシフト、単価上昇が見られるが、数量ベースの停滞傾向が続いている。一方、海外市場は拡大傾向で推移しており、2025年の日本酒輸出は金額ベースで前年比+5.5%、数量ベースで+8.0%と成長している。輸出先では81カ国・地域に及び大幅に拡大している。
日本国内と違って
日本酒の成長が見込まれる
海外市場
日本酒の海外輸出促進を担う
国税庁の
プロモーションブースを見てきた
日本酒市場は、国内消費の長期縮小傾向の中で、プレミアム化・輸出拡大・インバウンド需要により一定の回復・成長を示している。中でも特に期待されるのは最大の成長ドライバーの海外市場。2025年輸出は金額458.8億円(前年比+5.5%)、数量3.35万kl(+8.0%)、輸出先81カ国・地域(過去最多)となってる。海外市場ではアジアが全体の63%を占め、北米・欧州も成長している。平均輸出単価は1,368円/L(10年前の1.8倍)とプレミアム化が進んでいる。特徴としてはプレミアム・フルーティー・飲みやすいものが主流で国内の日常酒(普通酒・本醸造)とは異なり特定名称酒(特に純米吟醸・純米大吟醸)が中心。
日本酒の輸出拡大の旗振り役となっているのが国税庁。酒税の賦課・徴収を所管する酒類業の監督官庁として、日本酒を含む日本産酒類の輸出促進・環境整備・統計把握に積極的に関与している。具体的な施策は海外展示会出展、酒類輸出コーディネーターの海外配置(商談会・セミナー実施)、日本産酒類輸出促進コンソーシアムの運営(製造者と輸出事業者のマッチング)など。
今回取材したのはタイ・バンコクで開かれた「PUB BAR ASIA 2026」に出店した国税庁のプロモーション用ブース。日本企業10社が出店し、日本酒やビール、蒸留酒などの日本産種類の売り込みが行われた。
ちなみに、タイの展示会イベントは「Bangkok International Motor Show」(約160-180万人)、「Thailand International Motor Expo」(約150-170万人)が最大級。飲食関係の展示会だと「THAIFEX – ANUGA ASIA」(2025年約14.2万人、2026年約15.8万人)が最大。今回の「PUB BAR ASIA 2026」はBtoBとはいえ動員数が2025年で3,000人程度で、飲食関係の展示会としてはかなり少ない。
(取材=まえだ ひろゆき)
























