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【タイ発・動画コラム バンコク飲食の非常識 第10回】コミュニティモールは日常消費の新パラダイム

【タイ発・動画コラム バンコク飲食の非常識】
飲食視点から東南アジア・タイの現地情報を発信。飲食業界、外食産業とその界隈にかかわる現地在住ならではのリアルな情報を動画コラムでお届けします。これから海外で事業を展開したい方、タイ、東南アジアへ進出を検討してる方にとっては必見のフードビジネス情報です。

バンコク小売市場では、ICON SIAMやCENTRAL WORDなどの大型モールが観光・ランドマーク需要を支える一方、トンローなどにあるコミュニティモールが日常消費層から着実に支持を集めている。特にバンコク近郊、郊外のタイ人富裕層、在住外国人が多く住むエリアでこの傾向が強い。


 

巨大モールとは対局の
オープンエアで
ガーデンがテーマの
「ご近所モール」を見てきた

 

バンコクのコミュニティモールは、大手デベロッパーが開発する大型ショッピングモールとは違い、近隣住民が日常的に集まる小さめでカジュアルな複合施設。カフェ、レストラン、ショップが中心で、共有スペースがオープンエアになってることが多い。タイ人富裕層や在住外国人に人気のスポットです。特にトンロー、エカマイエリアに多く「トンロー化」と呼ばれることもある。

コミュニティモールが支持される背景
バンコク小売市場では、アイコンサイアムやセントラルワールドなどの大型モールが観光・ランドマーク需要を支える一方、トンローなどのコミュニティモールが日常消費層から着実に支持を集めている。最近のトレンドとして、消費者行動のシフトがこの二極化を加速させている。

ライフスタイルの多様化と「日常の質」重視
大型モールは「一日中楽しむ観光地」的なスペクタクルを提供するけど、混雑・広大さから疲れる、移動が面倒との声が多い。一方、コミュニティモールは日常の「ご近所モール」として、朝のコーヒーから夜のバータイムまで柔軟に利用可能。忙しい都市生活者が求める「近所でリラックスできる日常空間」として機能。

気候・利便性への対応と「裏庭」的な居心地
高温多湿のバンコクではエアコン完備の屋内空間が基本。だけど大型モールの閉鎖的・人工的な雰囲気に対し、コミュニティモールは緑豊かなオープンエアデザイン、植栽などを活かしたガーデン空間で開放感と快適さを両立。さらに駐車場アクセスが容易で、短時間・目的別利用に適していて近隣住民の日常動線にフィットする。

大型モール疲れとローカル回帰
パンデミック以来、不要不急の遠出消費を控え近隣のコミュニティモールを好む傾向が強まる。開発側も大型モールの「観光・エンタメ偏重」から、郊外・近隣型コミュニティモールへのシフトを加速。プライム大型モールは安定する一方、コミュニティモールは地域需要の効率的取り込みで高い稼働を維持している。




 

(取材=まえだ ひろゆき)

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