「TEPPEN (THAILAND) CO., LTD. ( てっぺんタイランド)」は11月1日、バンコク都内エカマイ地区の「 てっぺんバンコク」敷地内に併設するBBQ業態店「BBQ BEER&CHICKEN」をオープンした。
鶏肉がメインのBBQメニューと鶏スープ鍋などをオーダーブッフェで注文する方式で、ビールは約10種類の様々な銘柄のビールを水槽から客が自分で選べるようにする。2時間半の時間内で、食べ放題、飲み放題を700バーツ(ソフトドリンクのみの飲み放題で500バーツ)で提供する。ドリンク類とデザート類はセルフサービス方式となる。また、予約制で貸切りプランも用意し、食材付きのプラン(350バーツ〜/2時間)と、食材無しで場所と道具だけを提供するプラン(550バーツ〜/2時間)がある。
今回の店舗は居酒屋業態の「 てっぺんバンコク」の裏手にあった空き地を活用して、新たにコンクリートの土間を敷き、鉄骨製の構造にメタルシートの屋根をかけ、固定式のBBQ台を設置しただけの造りとした。「 てっぺんバンコク」自体が一軒家レストランであり、その家の庭先でBBQを楽しんでもらうというコンセプトを重視し、あえて、エアコンを設置せずに窓も壁もない構造にすることにした。
バンコクという大都会の中にありながら、周囲の木々を眺めながら、自然の風を感じ、オープンエアの雰囲気が味わってもらいたい。友人の家に招かれてガーデンパーティーとBBQを楽しんでいるような気分になる空間を演出したいというお店からのメッセージがそこには込められている。
今回のBBQ業態の出店にあたって「 てっぺんタイランド」の社長柳本貴生さんは、「これまで、てっぺんバンコクは”魚とわら焼き”でタイの方に日本のスタイルを提供してきましたが、今度は全く違う切り口で”ビールと鶏焼肉”という新しいシーンを提供していこうと思いました。客席のレイアウトもお客さんがいっしょに座りながらコミュニケーションが生まれる、絆が深まる、元気になれる。そんな業態を目指しました。」と意気込みを語る。
また、オーナーの大嶋峻矢さんは、「新しい業態を出そうと考えた時に、マーケティングの一環としてタイ人に人気のお店を見てまわったんです。その中でムーカタというビュッフェスタイルで食べ放題形式の焼肉を参考にさせてもらいました。さらに、鶏肉をメインにもってきたのは、日本で流行ってる鶏焼肉のレシピを取り入れ、家族で楽しくヘルシーな焼肉をイメージしてもらいたかったからです。」と新業態のコンセプトを説明した。
居酒屋業態の「 てっぺんバンコク」は、開店以来、日本の居酒屋の要素をふんだんに盛り込んだ内装と看板メニューの「わら焼きシリーズ」が好評で、日本人だけでなく、タイ人の来店が多く、特にグループ客、家族連れに人気がある。今回のBBQ業態のオープンによって、これらの顧客層のさらなる掘り起こしを狙い、集客効果を期待する。
「 てっぺんタイランド」は、日本の居酒屋” てっぺん”グループを展開する「株式会社 てっぺん」のタイ法人で、2013年に設立。バンコク都内エカマイ地区でタイ一号店「 てっぺんバンコク」を運営するほか、バンコク都内シーロム地区にて日本食レストラン「籐花」を運営する。
(取材=まえだ ひろゆき)
店舗データ
店名 | Beer&Chicken BBQ |
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住所 | 14 Sukhumvit 61 Alley, Khlong Tan Nuea, Watthana, Bangkok 10110 |
営業時間 | 18:00-23:00 |
定休日 | なし |
坪数客数 | 86平米 |
客単価 | 700バーツ |
運営会社 | TEPPEN (THAILAND) CO., LTD. |
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