タイとマレーシアで寿司店「鮨日向」を展開するShin Foods Co., Ltd.は、愛知県・名古屋に本店がある台湾まぜそば発祥のラーメン店「麺屋はなび」をタイ一号店をタイ・バンコク都内、トンローに10月1日オープンした。出店先はBTSのトンロー駅前でスクムヴィット通りに面した路面店。
「麺屋はなび」は、2008年に名古屋市に一号店をオープン。愛知県を中心に日本国内で6店舗を展開するほか、担々麺専門店「担々麺はなび」、カレー専門店「台湾カレー」、牛カツ専門店「牛かつ新山」などの業態を運営する。海外進出は韓国に続き二カ国目。
台湾まぜそばは、台湾ミンチと呼ばれる肉味噌を極太の汁無し麺に載せたメニュー。麺屋はなびが発祥店とされ、台湾ラーメンと同様に名古屋メシの一種として知られる。2013年の名古屋めし総選挙で準グランプリを受賞し、「麺屋はなび」は当時の名古屋市長である河村たかしから表彰された。
タイにおける日本食レストランの店舗数は毎年二桁成長を続けているが、新規開店が増えている一方、退閉店も増えており純増数の鈍化が見られる。特にラーメン業態では退閉店が多く、純増数は一桁にとどまっており、ラーメン業態の競争が激化している中で”まぜそば”という従来にはないメニューを主力に打ち出したことが注目される。
■店名:麺屋はなび (Menya Hanabi)
■店舗規模:60平米 32席
■営業時間:11:30 – 15:00 17:30 – 22:30 (火曜日定休)
■住所:1033 Sukhumvit Road, Klongton-nua, Wattana, Bangkok 10110
■関連リンク:麺屋はなびバンコク Facebookページ 、麺屋はなびウェブサイト
2016.10.07