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インタビュー

【タイ発・動画インタビュー バンコク外食伝 第2回】 日本ブランドを世界に売り込め!フランチャイズ仕掛け人 H&G(Thailand) 齊藤 哲

【タイ発・動画インタビュー バンコク外食伝】
タイで活躍する飲食店、外食企業の最前線に立つ方々にスポットを当て、本音で語ってもらいます。いまアジアの外食市場は激動の真っ只中、外食界隈で活躍する人の視点から東南アジア最大の外食市場タイ・バンコクのリアルに迫ります。

日本の有名ブランドの人気店をタイで開業して「行列ができる日本食レストランを経営する」ことはタイ人の飲食店オーナーにとっていつか実現したい「夢」。そんな夢を叶えてくれる日本人のフランチャイズ仕掛け人が今回紹介するH&G Thailandの齊藤哲さん。数々の日本発の有名外食ブランドをタイに誘致して全くのゼロから、フランチャイズ契約、人材教育、店舗開発など全面的サポート体制で人気店を作り上げてきた実績がタイ人飲食オーナーの間でいま最も注目されてる人物。


ブームが去ってタイ人の日常に浸透した日本食
「日本発」のブランド力はいまだに健在か?
いま敢えて日本ブランドを売り込む勝機はあるか?

日本のニュースの見出しに「いまタイでは日本食が大ブーム」なんてフレーズがいまだに登場するが、日本食がブームだったのはせいぜい10年くらい前のお話。タイで日本食はとっくの昔に日常食になっててタイ人にとって日本食は街にあふれる飲食店の一つのカテゴリーに過ぎない。いや、日本食というカテゴリー自体がすでに存在していないのかもしれない。

タイ人の視点で考えれば、日本食を選ぶのではなく、クイティアオ、カオマンガイ、パスタ、ピザ、火鍋、麻辣鍋、とんかつ、寿司、ラーメンなどの街にあふれる飲食店の中から選ぶお店の一つでしかない。数々あるお店の中からその日の気分で選ぶお店にたまたま日本食メニューが含まれてただけのことだったりする。

実際、ショッピングモールに並ぶ日本食カテゴリーのレストランを見てみると、タイ人独自の発想で作り出した日本食メニューを発見することも珍しくない。以前ならこのようなメニューを「なんちゃって日本食」として解釈していたが、タイ人が喜んでオーダーしてるのを見ると日本人がメニュー開発に関わってないようなものが独自の地位を確立しているようにも見える。

このような日本食市場の「進化」の中、「日本発」の日本食レストランのブランド力はいまでも健在なのか。タイ人飲食オーナーが日本発の日本食に求める価値、意義は何なのか。どのようにして売り込んでいくのかを日本食「フランチャイズ仕掛け人」の齊藤さんを直撃してお話をうかがいました。

 
齊藤 哲さん プロフィール
大学卒業後、株式会社ベンチャー・リンクにて飲食店や学習塾チェーンの運営、加盟店開発、店舗指導に携わる。
2012年、グローイング・アカデミーに創業メンバーとして参画。2015年H&G(Thailand),2020年必熹企业管理咨询(上海)を設立、事業責任者としてタイ、中国の法人の代表を兼任。
”日本のサービス業の海外事業部”として、タイを中心にアジア各国へのフランチャイズシステムによる海外進出をサポートしている。

(取材=まえだ ひろゆき)

店舗データ

店名 H&G (Thailand) Co., Ltd.
住所 87/106 Modern Town Building, 12th Floor, Soi Sukhumvit 63, Sukhumvit Road, North Khlongton, Wattana, Bangkok 10110
アクセス H&G (Thailand) Co., Ltd.
電話 023815138
運営会社 H&G (Thailand) Co., Ltd.
関連リンク H&G (Thailand) Co., Ltd.

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