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【タイ発・動画コラム バンコク飲食の非常識 第6回】タイの屋台文化を上書き? コンビニ中食市場の浸透

【タイ発・動画コラム バンコク飲食の非常識】
飲食視点から東南アジア・タイの現地情報を発信。飲食業界、外食産業とその界隈にかかわる現地在住ならではのリアルな情報を動画コラムでお届けします。これから海外で事業を展開したい方、タイ、東南アジアへ進出を検討してる方にとっては必見のフードビジネス情報です。

日本発のディスカウント業態ドンキホーテがタイで勢いを増してる。いまから30年前一世を風靡した日系百貨店が高島屋をのぞいて撤退した現在、タイで出店を加速してる数少ない日本発の流通企業。日本国内ではディスカウントストアの代名詞のように見られてるドンキホーテだがタイでウリにしてるのは安さじゃなくて日本の文化の発信基地。
まだタイ人にとって日本が憧れの国だったころに進出してきた日系百貨店が担ってきた役割をいまドンキホーテが背負ってる。なぜドンキホーテなのか、なにがタイ人に刺さったのかをバンコクのドンキホーテの店頭で探ってみた。


ドンキの風景は日本人にとっては日常だけど
タイ人にとっては日本旅行を思い出して懐かしんだり
日本の食文化のテーマパークだったりする

 

かつて日系「百貨店」はタイの消費者のあこがれの的だった。1971年の大丸を皮切りに、そごう、西武、伊勢丹、東急百貨店が次々と出店、当時は日本と同様タイの経済もバブル期でタイ人富裕層にとって「日本の百貨店」はあこがれの的だった。全盛期の1996年にはバンコクに出店していた日系百貨店は7店舗で世界で最も日本の百貨店が多い街だった。

しかし、1997年のアジア通貨危機を契機にそれまで主要な顧客だったタイ人の高所得層の購買力が消滅したため、大丸、そごう、ヤオハンなどが次々と撤退。生き残った伊勢丹、東急百貨店もCentral Group、The Mall Groupなどのローカル資本のショッピングモールとの競争激化で業績が低迷。最終的にはCOVID-19によるパンデミック前後に伊勢丹(2019年)、東急百貨店(2021年)が相次いで撤退した。

日本式百貨店の撤退が続く中、2019年にドンキ1号店が日本人密集エリアのエカマイに1号店であるトンロー店を出店。その後、奇しくもMBKセンターの東急百貨店撤退跡地の1フロアを使って3号店を出店した。現在、バンコク都内に8店舗を展開中。当初は日本人が多めのエリアへの出店が目立ったがその後、バンコク郊外のタイ人が多めのエリアにも積極的に出店を続けている。




 

DON DON DONKI については、ร้านดองกิโฮเต้(donki-global.com)を参照ください。
Dusit Central Park

(取材=まえだ ひろゆき)

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